日本技術者教育認定機構(JABEE)と日本工学教育協会(日工教)では、「国際的に通用する技術者教育ワークショップシリーズ」の第9回を3月25日(土)に開催させていただきますのでご案内申し上げます。

名 称

「国際的に通用する技術者教育ワークショップシリーズ 第9回」学習・教育到達目標の水準の表現とその評価のためのポートフォリオ

日 時

2017 年3 月25 日(土)10:00～17:00

会 場

東京電機大学北千住キャンパス2号館6階2603教室
※本ワークショップに文部科学省、経済産業省の後援を申請中です。

ご参加の申し込み方法、プログラムの詳細等については、「第9回JWS実施計画書」をご覧ください。

お申し込みは、「第9回JWS参加申込書」にご記入の上、regist@jabee.orgまでお申込みください。

本ワークショップ開催の趣旨

教育の質保証のためには、学習・教育到達目標の内容とその水準の設定、それに向けたカリキュラム設計(Plan)、カリキュラムに沿った教育の実施(Do)、そのアウトカムズ評価(Check)、これらの結果に基づく改善(Act)のいわゆるPDCA によって教育システムを継続的に改善していくことが必要です。
このような教育の質保証システム構築の中で、「目標の水準」の設定については、どの程度の明確さが望まれるのか、またどのような表現方法があるのか、がこれまで必ずしも明確ではなく、今もって模索している教育プログラムが多いと推測されます。
JABEE では、学習・教育到達目標を水準も含めて具体的に明示し、その達成度を適切な評価方法と評価基準によって評価していること、また学生自身にも達成度を継続的に点検させ、それを学習に反映させていることを求めています。さらに、その方法や基準自体も継続的に改善されていく必要があります。従って、学習・教育到達目標の達成度評価では、「目標の水準」が教員および学生の間で共有されている必要があり、それに則して学生自身の点検や教員のアセスメントが行われる必要があります。
このワークショップでは、学習・教育到達目標の水準も含めた設定法と、その評価に有効なポートフォリオについての講義とそれらの活用法をグループワークによって理解を深めることを狙いとします。

教育改善に取り組んでおられる方々の積極的なご参加をお待ち申し上げております。

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