日刊工業新聞社が主催する「第51回日本産業技術大賞」の贈賞式が行われ、本会が推薦した本田技研工業株式会社の「世界初のレベル3自動運転システムの実用化」が審査委員会特別賞を受賞されました。同賞は日本の産業社会の発展に貢献した技術成果を毎年選定し、開発・実用化した企業やグループを表彰します。今年度も主要産業団体、学会などを通じて推薦された技術成果の中から、学識経験者ら10人で構成する審査委員会(松本洋一郎委員長=東京大学名誉教授・外務大臣科学技術顧問)が厳正に審査し、受賞案件を決定しました。
計測自動制御学会は、計測・制御・システムなどの幅広い工学分野の進化を60年にわたり育んできました。ホンダが実現した自動運転技術は本会が支え育ててきた技術の集大成ともいうべきものであり、世界に誇るべき技術として今回の推薦をさせていただきました。
 

本田技研工業ソフトウェアデファインドモビリティ開発統括部 玉川統括部長と
新井SICE会長
レベル3自動運転(本田技研工業様ご提供)

日刊工業新聞社発表記事:https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00631667
レベル3搭載LEGEND発表記事:https://www.honda.co.jp/news/2021/4210304-legend.html