計測自動制御学会 新シリーズ 執筆者募集 6/30日締切
募集に際して
2002年より開始された「計測自動制御学会 (SICE) 計測・制御テクノロジーシリーズ」が昨年をもって完結いたしました.一方,近年の科学技術は,情報化・グローバル化の中で驚くべき速さで発展しており,計測・制御分野も例外ではありません.次々と新たな結果が発表され,新規性も素早く色褪せてゆきます.さらに,様々な分野が発展的に融合し,新たな分野へ多種多様な広がりをみせています.SICE が扱う分野はもともと横断的な性格を備えていることから,社会において果たすべき役割がより一層重要なものとなると言えます.そこで,このような時代に活躍する技術者・研究者・学生の助けとなる書籍を SICE ならではの視点からタイムリーに提供するため,新たなシリーズの出版を開始します.
新シリーズでは,これまでのシリーズでのテーマや執筆者の選定から出版までのプロセスを見直し,新たな取り組みとして執筆者の公募を行うことになりました.特に,会員の皆様へのアンケート結果をもとに設定した「SICE 提案テーマ」と執筆希望者が独自に設定できる「自由提案テーマ」の二つのカテゴリーで募集を行います.
SICE のシリーズとして出版することにより,学会誌や学会主催の各種行事での宣伝も可能です.また,出版された書籍と連動した SICE 主催の講習会や各種講演会におけるチュートリアル企画のサボートも検討しています.公募の形式をとることで希望に応じて,著者のマッチングを行うことも可能です.この機会に皆様の積極的な応募をお待ちしております.
■ 公募テーマ
つぎの二つのカテゴリーで募集を行います.想定される読者の対象やレベルは指定しません.応募者により決定し,応募の際にご入力いただきます.
1. SICE 提案テーマ
会員の皆様を対象に実施したアンケートでは,期待する書籍のテーマとして AI (Artificial Intelligence)/機械学習や IoT (Internet of Things) が多く挙げられていました.SICE のカバーする分野(キーワード1)と会員が期待するテーマ(キーワード2)の積集合となるテーマを募集します.
キーワード1 (SICE の分野)
計測,制御,システム・情報,システムインテグレーション,ライフエンジニアリング
キーワード2 (アンケート結果)
AI・機械学習(強化学習、ディープラーニング含む),IoT
テーマ例:
・制御・計測工学者のための AI・学習理論の基礎
・AI の計測技術への応用
・AI 技術とロボティクス
・医療・福祉分野における AI・学習理論
・制御システムセキュリティ
・etc…
2. 自由提案テーマ
完結した「計測・制御テクノロジーシリーズ」など,これまでの書籍ではカバーできていないと思われるテーマや,今の時代に SICE に求められると考えられるテーマを,応募者自身にご提案いただきます.
■ 募集条件
出版社 コロナ社
書籍のスタイル A5判で160〜280ページ程度(1ページあたりの目安:35字 x 28行 = 980 文字)
必要に応じて Word や LaTeX のテンプレートを提供いたします.
執筆者 1人または複数
※応募結果により会誌出版委員会でマッチングを提案することもあります.
応募方法 下記リンクより出版企画書をご提出ください.
企画書作成サイトへ
応募締切 2019年6月30日(日)
採択通知時期 締切後,会誌出版委員会で選考を行い,9月に採択者を決定し採否をご連絡します.
執筆スケジュール 「今」の話題をスピーディに読者にお届けするため,タイトな条件を課します.
1) 採択後から2ヶ月後に,1章分の原稿を提出
2) 採択後から6ヶ月後に,半分程度の原稿を提出
3) 採択後から1年後に全原稿を提出
上記の 1)〜3) それぞれのステップにおいて会誌出版委員会による原稿チェックと
フィードバックを行います.
1), 2) が達成できなかった時点で出版をお断り致します.
■ お問い合わせ
ご質問などのお問い合わせは,会誌出版委員会 (journal (at) sice.or.jp) までお願いいたします.