主 催

(公社)計測自動制御学会・インダストリ委員会・安全のための計測・制御・システムを考える会

サイバー攻撃の脅威は、日々、高まっています。海外では、通常の制御のみならず、安全計装にすらサイバー攻撃が及んでいますし、国内でも操業停止に追い込まれた例は多く発生しています。サイバーセキュリティへの取組みは製造業にとっても不可欠になっており、自社だけでなくサプライチェーンへの対応まで求められるようになり、ビジネスに大きな影響を与えるものとなってきています。
特に、2023年12月に施行になった高圧ガス保安法の改正では、すべての認定事業所がサイバーセキュリティ対策を求められるようになり、認定事業所の審査にJQAも参画するようになりました。また、サイバーインシデントが発生すると、経済産業大臣がIPAに事故調査を依頼する体制となりました。
計測自動制御学会安全TFは、このような改正高圧ガス保安法に係る状況、体制を理解するため、下記のプログラムの講習会を企画しました。会場参加とリモート参加が可能ですが、パネルディスカッションと名刺交換会は会場参加のみ(非公開)といたします。特に、認定事業所の審査や事故調査・報告に係る方々には有用な機会になるものと期待しております。

開催日時

2025年1月20日(月) 13:00-17:30

会 場

慶応義塾大学 日吉キャンパス 来往舎 大会議室
日吉キャンパス:アクセス:[キャンパスマップ9番の建物]

参加費

10,000円 (計測自動制御学会会員、会員外、現地参加、リモート参加、いずれも同額です)

参加方法

こちらからお申込みください。

プログラム

1.高圧ガス保安法改定に関わるサイバー攻撃のリスクと事故調査
・名古屋工業大学 橋本 芳宏氏
2.高圧ガス保安法の改定後の認定事業所の審査について
・高圧ガス保安協会(KHK)審査員 木村 雄二氏(工学院大学名誉教授)
・日本品質保証機構(JQA)審査員 宮下 卓士氏
3.新認定事業所としての取り組みと組織体制
・コスモ石油 伊東 利紘氏
4.戦略的プロセス安全マネジメントとサイバーセキュリティ
・ストラトジックPSM研究会 田邊 雅幸氏(横浜国立大学IMS客員教授)
5.パネルディスカッション(現地参加者のみ)
・司会 名古屋工業大学 橋本 芳宏氏
6.名刺交換会(現地参加者のみ)