主 催

計測自動制御学会 九州支部

協 賛

計装研究会

期 日

2024年10月18日(金)

会 場

アクロス福岡 会議室606

実施形態

対面とオンラインのハイブリッド開催

参 加 費

無 料

定 員

対面50名(オンライン50名程度)

申込方法

対面・オンラインとも申込ページからお願いいたします.(Peatixへのログインまたは新規登録が必要です。)

申込締切

2024年10月14日(月)

問合せ先

大分大学 医学部先進医療科学科
池内 秀隆
電話(097)586-5193,(097)554-7944
E-mail : hikeuchi@oita-u.ac.jp

テーマ

カーボンニュートラルに必要となるVPP(Virtual Power Plant)

プログラム

総合司会 池内 秀隆(大分大学)
13:00~13:10 開会あいさつ,講師紹介等
13:10~14:40 -カーボンニュートラル(CN)への道―「VPPと分散化電源」課題と展望
由井 俊二郎 氏(ニチコン株式会社)
地球温暖化による環境破壊、自然災害多発に関するメディア報道が一層頻繁になり、カーボンニュートラル(CN)の必然性がより切迫感を持って感じられる昨今、世界の取り組みはまだ歩みは遅い。世界の一部先進地域では再エネの拡大と共に、各種エネルギーリソースの分散型電源と、それらを集約制御するVPPの実事業化が既に始まっている。CNに必須の「VPPと分散型電源」の拡大に向け、その背景にある課題、方向性、実現の為の技術要件、及び展望について事例紹介と共に解説する。国内に於いても、世界をリード可能な先進事例として実現すべく、それぞれの各分野の取り組みの参考になればと願う。

15:00~16:30 VPPビジネス実現に必要となるアグリゲーションプラットフォームについて
吉村 大輔 氏(東京電力ホールディングス株式会社)
太陽光発電を中心とする再エネ電源の急速な普及により、電力系統は従来の一方向での供給体制から双方向での電力供給構成に変化している。さらにIoT 技術の進展により、需要側を調整するデマンド・レスポンス(DR)やバーチャルパワープラント(VPP)のビジネスが世界各国で普及しつつある。国内においては2016 年から経済産業省による実証事業が実施されており、リソースアグリゲーションのビジネス化を目指している。また、系統への課題が顕在化してきている。
本講演では、VPPに必要となるアグリゲーションプラットフォームとともに、VPPを活用した需給調整力の確保、および系統課題の解決に向けた取り組みについて紹介する。