主 催

計測自動制御学会 中部支部

日 時

平成28年4月4日(月) 13:00-15:00

会 場

岐阜大学 工学部 講義棟101教室

講 演

① 13:00-14:00
講 師 岐阜大学 工学部 機械工学科 森田 亮介 氏
題 目 「量子化入力システムの制御」
要 旨 従来の多くの制御系設計理論では,制御系に含まれる信号は連続値であることが前提となっている.しかし,ON/OFF型アクチュエータを使ったシステムや,ネットワーク通信路を含んだシステムでは,信号が離散値に制限,すなわち量子化されおり,連続値信号の場合よりも制御は難しい.本講演では,こうした量子化制御システムにおいて,連続値信号を用いた場合と同等の制御性能を実現するための研究を紹介する.

講 演② 14:00-15:00
講 師 青山学院大学 理工学部 機械創造工学科 朝原 誠 氏
「燃焼制御がもたらす未来 – 高効率航空機エンジンの開発と爆発事故の防止 -」
要 旨 燃焼によるエネルギー変換を利用した自動車や飛行機の登場は,地球上における社会的距離を大幅に短縮させた.このことからわかるように,人類は火を操ることで多大な恩恵を受けている.しかし,化学エネルギーの暴走が大きな事故を招く場合もある.ときには燃焼を利用し,ときには爆発などの事故を防止するために,我々は燃焼を的確に制御しなくてはならない.

お問合せ

岐阜大学 工学部 機械工学科 伊藤 聡(satoshi@gifu-u.ac.jp)