主 催

計測自動制御学会北陸支部
富山県立大学 ヒューマンインタフェースロボット開発研究会

日 時

2013年12月9日(月)14:30~16:45

会 場

富山県立大学L205会議室(合同棟2F)
〒939-0398 富山県射水市黒河5180
URL:http://www.pu-toyama.ac.jp/outline/access/2013/03/19/1052/
JR小杉駅南口から徒歩約20分(約2Km)または射水市コミュニティバス「14.小杉駅・太閤山線」に乗車約5分。
小杉I.Cから車で約5分。

プログラム

14:30~15:30
講 師:藤吉 弘亘 先生
(中部大学 工学部 情報工学科 教授)
題 目:物体認識のしくみ -進化する画像認識技術-
概 要:
イメージングデバイスの高性能・多機能化と、人の動作・表情から得た情報を理解・認識する技術は、自動車や防犯システム、エンターテインメントの分野において活用され、社会における新しい価値の実現基盤となっています。本講演では、デジカメなど多くの分野で使用されている物体認識のしくみとして、近年のアプローチである画像局所特徴量と機械学習の組み合わせによる物体認識手法について解説します。さらに、最新の研究動向として局所特徴量の関連性に着目した物体検出法と今後の展望について紹介します。

15:45~16:45
講 師:橋本 学 先生
(中京大学 工学部 機械システム工学科 教授)
題 目:テンプレートマッチングの高度化技術
概 要:
テンプレートマッチングは,マシンビジョンの代表的アルゴリズムとして製造現場等で頻繁に利用されている.ロボットのための物体検出はもちろんのこと,外観検査においても,はんだ付け検査の前処理としてプリント基板の位置決めなどで活躍している.本講演では,筆者が取り組んでいる超高速テンプレートマッチングと,その発展技術を紹介する.まず基本技術として,濃度共起確率分析に基づいて参照画素数を大幅に削減して従来の約1000倍の超高速化を実現する手法(CPTM法)を紹介し,次にこれの発展として,照明変動に頑健なマッチング手法,および認識したい対象物を高信頼に識別する手法等を紹介する.

参加費

無料(事前申込:不要)

問合せ先

富山県立大学 工学部 知能デザイン工学科 高野 博史
TEL: 0766-56-7500 FAX: 0766-56-8030
E-mail: takano@pu-toyama.ac.jp